パートとアルバイトの違いについて
一般的に、パートは主婦がやるもので、アルバイトは学生(またはフリーター)がやるものといったイメージが強いと言えます。しかし両者には、労働基準法という法律の上での違いはないため、同じ労働者として扱われています。また、一週間あたりの労働時間が正社員よりも短い場合は、短時間労働者という呼び方で区別されることはありますが、パートとアルバイトについては法的な区別は存在しません。
ただしパートとアルバイトの区別については、それぞれの企業が独自の定義で区別している場合があり、法的には問題がないため、求人広告などでも「パート募集」などという記載が行われています。例えば「長期で働く前提の人」をパート、「短期で働く前提の人」をアルバイトと定義している場合もあれば、「主婦(既婚女性)」をパート、「学生(未婚)」をアルバイトと定義している場合もあります。つまり、求人広告などに掲載されているパートやアルバイトという表記だけでは、実際の雇用条件までは分からないと言うことです。そのため、応募する際はパートやアルバイトという名称のイメージだけではなく、具体的な業務内容や勤務時間、そしてさまざまな雇用条件をよく調べる必要があると言えるでしょう。
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